あまり「地元大好き」な発言をしない自分だが、これでもけっこう秋田に対する愛着は持っていたりする。
ただ、「秋田=豊かな自然!」みたいなステレオタイプなイメージで語られると「いやいや、もうちょいなんかあるでしょうよ~」と反感を抱いてしまうのである。
それが地元の人から出た発言ならなおさらだ。
個人的には、最近の秋田は「人」が面白いんじゃないかなと思っている。
秋田出身で各地で活躍する人たち、秋田へ移り住んできて、ここでの生活を楽しもうとする人たち…
そんな人たちに出会うと、みなエネルギッシュで人間的な魅力に満ちている。
彼らのポートレートを撮ることで、今一度【秋田の貌(かお)】を再発見しようじゃないかと密かにたくらみはじめている。
少し前のことになるけれど、「トラ男」プロデューサーや「シェアビレッジプロジェクト」村長として活躍する、武田昌大さんのポートレートを撮らせてもらった。
彼と話していると、地元にいる我々の方が秋田を知らないで過ごしていることに気づかされる。
秋田をよく知り、愛し、そして野心的だ。
秋田は「人」も、なかなか味があって面白い人揃いである。
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